東京都交通局が運営する路線バス。略して都バス。運転手の態度の悪さ、サービス精神のなさは有名な話です。以下私が遭遇した出来事。
- 席に着く前に急発進。転げそうになるくらい運転が荒い。
- 足の不自由なお年寄りに「早く席についてください」言葉自体は丁寧語だが言い方が威圧的。挙句の果てには「早く席に着かないと運航停止しますよ!」と言って急かす。
- 大して混雑していないのに「満席ですので次のバスを使ってください」とスルーする(大幅に遅れていたからこれ以上遅れないようにするため)
- 最初のバス停にもかかわらず遅れてきたくせに「早く乗ってください!早く乗ってください!」と急かす。
都バスに乗っている最中に私が経験した、実際にあった出来事。この中の幾つかは一度だけではなく何度も。特に運転の荒さはほぼ毎日。都バスの運転手の悪評は当たり前で、乗客はみな慣れている。そういった感じです。
しかし、最近乗った都バスの運転手。慣れっこの私でも「それはいくら何でも無しでしょ!」と思う、許せない場面に遭遇しました。
遅れに遅れたバス。なのに最悪な対応の運転手。
6月10日午後7時頃、いつものようにバス停でバスを待っていた。私が乗ろうとしているのは「海01」系統。東京テレポートから豊洲を経由して、門前仲町が終点のバス路線だ。
バス停で待つ。接近表示は三つ前のバス停にバスが到着したという表示。そろそろ来るかなと思って待つ。通常なら5、6分で来るのだが、この日はなぜかなかなか来ない。接近表示も3つ前の状態のまま時間が過ぎる。「あれ?特に渋滞しているわけでもないのに」と思っていたが、そのまま待つ。いつもよりもかなり遅れてバス到着。終点まで乗るので一番後ろの席まで歩く。
と、勢いよくバス発車。転げそうになるがそれは日常茶飯事。遅れを取り戻すべく急いでているのだろう。いつものパターン。いつものことなので、気にせず席に座った。
運転が荒い。荒いのはいつもそう。でも、いつも以上だ。路線の序盤ですでに大幅な遅れだから運転手も焦っているのだろう。もしかすと、三つのバス停で何かトラブルがあったかも。とか考えているうちに、乗った場所からから二つ先のバス停に着く。
しかしそこには、すでに別の系統のバスが一台いて、乗客が乗り降りしている。
普通は前に別のバスがいた場合、そのバスの乗り降りが終わり、発車してから次のバスがバス停に近づき扉を開けるのだが、このバスの運転手は、そのまま乗り口の扉を開けた。
そして数秒もしないうちに閉めた。
その時だった。
バス停に並んでいた子連れの女性が閉まろうとする扉に走ってきた。
無理もない。このバス停には別の系統に乗る乗客も一緒に並んでいるし、普通は前にいる別系統のバスが去ってから、次のバスがバス停に近づき扉を開けるのが普通である。にもかかわらず、前に並んでいる別系統のバスの乗客が乗り終わるる前に、後ろに並んでいるこのバスがドアを開け、すぐに閉める。
このバスに乗りたかった子連れの女性は、通常とは違うバスの動きに焦り、走って来るのも、当然の行動だ。
運転手はさすがにその女性に気が付いたようで、扉を開ける。そしてICカードをタップする女性。
しかし、
「キンコーン!」残高不足を示す音
運転手 「残高不足ですよ」
女性 「すみません」
すべてのやりとりは運転手のマイクを通して車内に聞こえてくる。
そんなやりとりの直後、またまた急発進させる運転手。女性はよろけながらも、まずは子供を席に座らせ運転手の近くへ。その時、
運転手 「210円現金で払って!。」
かなり高圧的な言い方の運転手。
女性 「え??」
恐らくICカードにチャージしようと思っていた様子の女性。しかし仕方なくそれに従う。
その後、私の座っている近くまで来て、独り言。
「なに?あの運転手。態度悪い。」
「私もそう思う」。心の中で同意。
「都バスの運転手はそういう人が多いんだよね」。心の中でつぶやく私。しかし、事態はそれだけでは済まなかった。
客の抗議に逆切れの運転手。キレ方が尋常じゃなかった。
バスが豊洲のバス停に近づいたとき、それは起こった。先ほどの女性が運転手に抗議したのだ。
バス停に着いた瞬間
女性「あの態度は何なんですか!」
運転席まで行き詰め寄る女性。
運転手「はぁ?あんた走ってきたでしょ!」
と、突然キレた運転手
女性「私はちゃんと並んでいたんです!。なのに前に並んでいた客が乗り終わる前に扉を開けて、すぐ閉めましたよね!」
運転手「でも乗せてやったじゃないか!」
これには私を含め、居合わせた客はみな腹が立ったに違いない。「乗せてやった」とは何事だ!。
「もういいです!」と踵(きびす)を返し、バスを降りる女性。
そのまま発車するバス。やっぱり急発進。この時私の腹の中は、怒りに震えていた。
終点の門前仲町についたら一言言ってやろう。「あれはないでしょ!」と、「だから都バスは評判が悪いんだよ」と。
怒っていたのは私だけではなかった!
バスはそのまま終点の門前仲町に着いた。「よし、言ってやるぞ!」と意気込む私。しかし、一番後ろの席だったため、なかなか前に行けない。
その時だった。
私より年上と思われる男性が、降り口を通り過ぎ、運転席の方まで歩いていく。
男性「ちょっとさぁ、あの対応はないでしょ」と男性。
やはり、私以外にも、この事に腹が立っていた人がいたようだ。
運転手はまた逆切れするのかと思いきや、「はい、、、」と、大人しい対応。逆切れするなら応戦しようかと思ったのだが、男性の抗議をしょんぼりしながら聞いている。
後になって自分の対応のマズさに気付いたのか、男性だったから言えないのかどっちかわからないが、そのしょんぼりした姿を見た私は戦意を失くし、バスを後にするのでした。
教育が悪いのか?もしかすると、職場環境が悪いのかもしれない。もし職場環境が悪いのなら、以前あった、福知山線の大事故みたいな大事故につながるかもしれない。
お客を運ぶという責任を、都バスはもう一度考え直したほうがいいと思う。
コメント
はじめまして。
本当に腹が立ちますよね。
私も先日、門前仲町からビックサイトまで都バスに乗ったときに同じような経験をしました。同じドライバーなのかと思うぐらい対応が似ているのでビックリしました。
こんなのが日本の首都の公共交通機関を担っているのかと思うと恥ずかしくなってきます。
mickさんはじめまして。コメント有難うございます。
都バスの運転手さんはここまでの人はあまりいませんが、これに近い人は結構いらっしゃいます。いい人もいるんですが、、、残念ですね。
この前、かなり良い対応の運転手さんがいらっしゃいました。今度は良い話として、この方についてもブログに書かせていただきたいと思います。
[…] 悪評しか聞こえてこない「東京都営バス」。先日もその横柄ぶりに腹が立ったばかりだ。 […]
昨日(2018.4.1)の出来事。
上58上野御徒町発早稲田行のバスに乗る。花見の帰りの客が多く混雑して奥まで行けなかった。しかし、途中から出口付近が開いたのでそちらに移動。前の方に立っていたらこれから乗ってくる客にも迷惑だからね。
勿論、降りる客には邪魔にならないよう気を付けた。
問題はここから。
途中のバス停で出口が開き乗客が降り、扉が閉まりかけた。その時私のトートバッグがセンサーに反応したため再び開いた。これに運転手が相当ご立腹の様で、「黄色いステップに立つとセンサーが反応し扉が再度開きます。」と車内アナウンス。乗客の視線を感じたがこれはまあいい。問題はこの後だ。この運転手、更に続けてネチネチ文句を言いだすのだ。「センサーが数回作動すると故障してしまいます。」と嘘を言い、「その場合、運行が出来なくなります。」と乗客を味方に付ける言い回しをする。実際、横の爺さんから「おい、黄色い線の上に立つな」と言われる始末。
運転手の嫌がらせは更に続く。
次のバス停ではセンサーに触れないよう心掛けた。実際触れていない。それにも関わらず閉まりかけたドアがまた再び開いた。どう考えても運転手が手元で操作したとしか思えない。なのに、この光景を見てまた別の爺さんが私の脚元を覗きこむ。今度は流石にその爺さんを睨み返した。
運転手の嫌がらせは更に更に続いた。
次のバス停で、突然のアナウンス。「このバスは車両点検の為暫く停止します。」
前も、その前も時間調整の為停止していた癖に何が車両点検だ。実際運転席から降りる訳でもなく30秒ほどで扉を閉めて発車。
主さんと違うのは乗客のじいさんばあさんは恐らく運転手側に付き、悪いのは私の方だと信じていたと思われる点。だから抗議は出来なかった。いや、しても良かったし営業所に通報しても良かったがいつも使う路線なのでなんか戸惑いながらそのまま降りてしまった。
都バスで態度の悪い運転手に当たったことが無かった為、いつも感謝して利用していたが全てがぶっ飛んだ一日だった。
酷い話ですね。都バスの運転手は酷い人多いですよ。運行停止しますよ!とか、すぐに言って客を悪者にするのは得意中の得意です。あと、バスでチャージもかなり嫌がります。急いでいるフリして、次のバス停まで待って下さい、などと言って、急発進させて意地悪したりします。
何故あんなに性格悪いのか?。社内環境が良くないんだと思います。
平成30年 5月31日 朝 品川200か 13-43 都営バス
えらい舐めた運転手 あんなアホな運転手使ってんの
態度悪いんじゃ ボケ
問題はここから。
途中のバス停で出口が開き乗客が降り、扉が閉まりかけた。その時私のトートバッグがセンサーに反応したため再び開いた。これに運転手が相当ご立腹の様で、「黄色いステップに立つとセンサーが反応し扉が再度開きます。」と車内アナウンス。乗客の視線を感じたがこれはまあいい。←やばすぎ。
全体的な文章から、信憑性、説得力が少しだけ欠ける点と自己中心的な考えが垣間見える。
効率厨な私は当然ICカードのチャージは忘れませんし黄色い線に一度も被った事ありません。
そういう普段からスムーズに乗車出来る事を心がけている人から白い目で見られてもそもそも何も言えないと思います。
都バスの態度の悪さはどこも同じなのかと調べて、主さんの記事を見たところ、やっぱり対応の良い運転手は少ないのかと思いましたが、あなたのコメントを見て結局のところ運転手さんもストレスあるんだろうなぁと少し同情してしまいました。
確かに老若男女が利用するからこそ色んな人が乗るんでしょうね。
チャージしていないバカ女が悪いだけですよね
都バスの運転手からみたら、そうなんでしょうね。
2019/1/16 今日の朝に起こった事です。
通学に都営バスを利用しているのですが、いつも通りイヤホンを片耳に付け乗車したところ、他の乗客の方が大勢いる中でマイク越しに大声で「イヤホンをするな」と言われました。
「運転手が喋っていることを聞き逃さないように」といった内容を説明されましたが、イヤホンを付けている事で注意などをされた事がないため意味が分かりませんでした。
まだ、他の乗客の方にも言っているのだったら分かりますが、私が乗車した途端にそれを言われたので、私だけを対象にしている事は分かりました。
敬語も使っていなく態度も悪かったです。
以前も都営バスで不愉快な思いをしたのですが、都営バスの職員は変な人が多いのでしょうか?
変な人が多い。たしかにそんな印象は受けます。接客に向いてない人が多いのかも知れません。ちゃんとした人もいるには居るんですが。
新京成バスもひどいですよ。
自分たちが遅れても詫びないくせに、なんと発車時刻前に客を置いて発車することもあります。
その件で営業所にクレーム入れたら、一言も謝らずこっちのせいにする始末。
不便な地域でバス利用しないと生活できないから、殿様商売なんでしょうね。
食べ物屋もそうですけど、選択肢がない場合そうなるんでしょうね。特に努力しなくてもいい環境が、サービス悪くするんだと思います。