先日、朝寝坊で遅刻する、遅刻常習者の家に泊った。

遅くまで飲んでしまって終電が無くなり、飲み屋から歩いて帰れる彼の家に泊めてもらったのだ。そこで見た朝寝坊の実態。以下、遅刻の原因に行きつくまでの、時系列ドキュメントだ。

時系列午後22:30

仕事が終わり、なんとく飲みたいな。と思い、近くにいた同僚を誘った。彼は私よりも一つ年上ではあるが、同期入社の仲のいい同僚だ。「いいね!たまには!」という事で飲みに行った。19:00ごろから飲んで、小一時間で終わると思っていたが、いろんな話に花が咲き、気が付いたら22:30!。

私は千葉に住んでいるので終電まで1時間と、タイムリミットが近い。でもまだ飲みたい。もっと話したい事はある!でももう帰らなきゃ!と迷っていると友人が、うちに泊まるか?と言う。ナルホド!そうか。友人の家は中野。中野まで移動すればもう少し飲めるな!と、中野に転戦した。

中野で思い出した!彼は遅刻常習者!

中野駅前で飲みの続きを始めた時、私は気づいた。それは、ある会話からだった。

私「おい、もうてっぺん(午前0:00)過ぎただぞ。明日ヤバいぞ」

彼「そうだな。遅刻しないようにしないとな」

私「そうだな!。って!あれ!そうかお前、遅刻常習者じゃねーか」

彼「それは否定しない。ははは。。」

そうだった。友人は遅刻常習者。遅刻の原因はいつも朝寝坊。時には昼過ぎまで連絡が取れず、何かのトラブルに巻き込まれたか!と心配になり自宅を訪ねると、寝ぼけ顔の友人が自宅の玄関を開けたという事もある。ただの寝坊でホッとした半面、心配して家に駆け付けた私たちは、その時かなり「イラッ」とした事を覚えている。

ヤバい。明日遅刻したら俺のせいだ。俺が飲ませて深夜になった挙句、遅刻させたと社内で語り草になるだろう。それは避けたい。

でも大丈夫。だって俺泊るし、明日の朝自俺が起こせばいいのだから。

すぐに飲み会を切り上げ、友人の家に足早に向かった。



時系列午前1:30:就寝

駅から徒歩10分の彼の家へ着いた。小さな古いマンションの1室は綺麗に片づけられ清潔な印象。遅刻常習者というレッテルからすると、かなり几帳面な性格だと見受けられる。

ワンルームの奥のベランダの前にベッド、部屋の真ん中にはこたつ、その前にあるテレビボードの上にテレビという、よくあるレイアウトの部屋。明日はお互い仕事という事もあり、私はシャワーを借り、午前1:30就任。「明日(もう今日ですけど)は、8時に起きれば間に合うな」と、自分のiPhoneの目覚ましを8:00にセットし、おやすみなさい。

|時系列午前8:00:起床

私のiPhoneの目覚ましがけたたましくなった!と思ったら、友人の目覚ましも同時に鳴った。そっちの方が音がデカい!!おかげで一発で起きてしまった。当然友人も起きた。

しかし! ここからが今まで遅刻をしたことのない私と、朝寝坊遅刻常習者との大きな違いだった。

まず一度目の目覚ましで私は完全に起きた。昨夜の酒が若干残っていて、もう少し寝ていたいという気持ちはあった。しかし起きた。そして顔を洗った。彼も布団から上半身を起こし、起きる体制だ。

でもよーく見ると、寝てる!!

遅刻常習者の遅刻の原因はこれだ!

彼をよく見ると起きたようにみえるが、布団から上半身を起こ状態で寝てるではないか!マジか!と思っていたら、別の目覚ましが再びけたたましく鳴った!。

「ピピピピピ!」

かなり大きな音だ。それに気づいて起きる友人。仕方なくベッドの中から這い出して、そしてこたつに入る。

とその時!

こたつに入りながらうとうとし、また寝てしまったではないか!!

しかし、それから約1分後、今度はこたつの上に置いてある目覚まし時計が鳴る!そう、彼は遅刻常習者。自分が起きてはまた寝、起きてはまた寝のパターンがわかっている。だから数分おきに目覚ましをセットし、自分が寝てしまうであろうスポットに目覚ましを仕掛けているのだ。

その証拠にこの後トイレに入った彼は、なかなか出てこないな〜と思ったら、なんとトイレで目覚ましが鳴った!!

遅刻対策。まずは本当の意味で目覚める事!

朝寝坊による遅刻常習者は、遅刻の原因がわかっているので、普通の人よりも朝寝坊対策はしっかりしている。今回の友人も、目覚まし時計をいたるところに仕掛け、朝寝坊対策をしていた。

しかし、これでも遅刻してしまう。それは、複数の目覚ましがある事により、「この目覚ましで寝ても次がある」と、甘えが出ているのだが、それだけではない。彼に一番必要なのは、本当の目覚め。幾つもの目覚ましをかけても体は寝たままなので、結局また寝てしまう。そして時に、複数ある目覚ましの一つをセットし忘れてしまったり、最後の目覚ましでも寝てしまったりして「遅刻」となってしまうのだ。

起きられないのは「睡眠ホルモン」のせい

人間の体には「体内時計」があることは皆さんご存知のとおりです。この体内時計からの指示で、昼間は脳だけでなく臓器を含む体全体が活動的になります。また、夜は反対に休息状態になるわけです。

この体内時計、脳の「視交ざ上核(しこうざじょうかく)」という部分にあり、眠りに関するあるホルモンの分泌に深く関わっています。

それは、「メラトニン」と呼ばれるホルモン。

「メラトニン」は、脳の松果体(しょうかたい)と呼ばれる部分から分泌されるホルモンで、このホルモンが分泌されると眠くなるという、 まさに、「睡眠ホルモン」

つまりこの「メラトニン」を止めない限り、目が覚めないというわけです。

メラトニンを止めるのは、「強い光」

「メラトニン」は体内時計により、制御されています。体内時計をリセットすると、「メラトニン」の分泌がとまり、目が覚めるのです。

その体内時計をリセットするのは「強い光」。つまり太陽光。

メカニズムはこうです。

朝陽を浴びる→体内時計である「視交ざ上核」が太陽を感知し、体内時計リセット→メラトニンの分泌をやめるように松果体に指示を出す→「メラトニン」の分泌中止→目覚める。というメカニズム。

さらに体内時計は、目覚めてから14~16時間すると、松果体に今度は「メラトニン」を出すよう指示をだすので、また眠くなります。

つまり、朝陽を浴びて体内時計をリセットする事は、夜の眠くなる時間にも影響するという事です。

もう皆さんお気づきですね。朝強い光を浴びることで、体は本当の意味で目覚めるという事。

起きたらすぐにカーテンを開け、朝陽を浴びて、体内時計をリセットし、「睡眠ホルモン」の分泌を止めて気持ちよい目覚めで二度寝なし、遅刻なし。です。

カーテンを開ける前に寝てしまうかも!という方は、こんな変わった目覚ましがあります→81%の人が朝起きるのが楽になった光目覚まし時計inti(インティ)。体内時計をリセットするという画期的な目覚ましです。

体内時計を狂わす夜スマホ

太陽の光は、体内時計をリセットさせる作用があることはわかりました。そして「メラトニン」の分泌がとまり、目が覚めるという事もわかりました。さらに14〜16時間すると体内時計が自動的に「メラトニン」の分泌を指示し、眠くなる事もわかりました。しかし、最近、この体内時計サイクルを狂わす大きな問題が!

それは、夜スマホ

スマホの画面の色は、太陽光と同じ色。なので、夜、スマホを見ると、体内時計がリセットされてしまい、「セレトニン」の分泌が止まってしまいます。そのせいで目が覚、眠れなくなり、それから約15時間後に「セレトニン」が分泌され、、、

考えてだけでもぞっとします

なので「夜スマホ」はなるべく控えましょう。最近のスマホは、夜になると自動的に画面が赤っぽくなる機能がついているものもあります。つまり、太陽とは違う色の光を見せることにより、体内時計をリセットさせないようにするという機能です。そういう意味では、部屋の照明も、寒色系の色ではなく、暖色系(電球)系の色に変えるというのも効果があります。

体内時計をうまく操って、気持ちのいい目覚めを!

眠りの質の改善も一つの手段。